2017年8月5日土曜日

最近


某日

職場の大規模な飲み会。乾杯するのに5分間グラスが揃わず、早く飲ませろと殺気立つ人がいてあぁ…という感じ。笑顔でお酌の鬼となっている同世代の先輩に社会人として全く正しい姿をまざまざと見せつけられる。立ち振る舞いが分からず結局へらへらして終始する一次会。そんで「笑っているけど楽してるだけ」とカラオケでブルーハーツを歌う二次会。社会人としての社交性はナチュラルに身に付けれたらいいけど、一方でそんなもの持ち合わせてもしんどいだけだぜと思って結局どうにもならない中途半端さ。


某日

土曜の夜、同期4人集まって桃鉄。家と会社を往復するだけの平日に対して、金曜日のアフター5から日曜日までの2日と数時間のみ自由を感じられる。その中でも毎月集まって桃鉄やるこの時間が最近は一番楽しい。臆せず罵声を飛び交わすことができるのはとても人間らしい営みのなのである。こう思うのは多分常に本音を包み隠している職場での人付き合いの反動。気付けば12時間ゲームをし続けていた。


某日

相変わらず出勤時にはオードリーオールナイトニッポンを聞き、帰宅後には水曜どうでしょうを観て平日をやり過ごしている。若林も大泉洋もひょうひょうヘラヘラとしていて、そういう人が楽しそうにしているのは見ているだけで楽しい。



どうでしょうフィギュアをコンビニで見つける。購入の際店員さんに「どうでしょう好きなんですね」と話し掛けられ、エアポケットのような良き会話であった。どうでしょういい話。ここ最近の自分は桃鉄とオードリーとどうでしょうによって生かされている。


某日



Sportというバンドのライブを見に行った。フロアライブで距離感が近かったのもあってとても良い雰囲気だった。




友達で変わっていってしまった人、自分が嫌いだった人、"自分が変わった"と思って疎遠になった友達など、若いときのことを思い出して、そういう全てのストーリーを自分がまだ鮮明に覚えているか時々確かめたりする。   絶対に忘れない過去の話。   でも過去も未来もひっくるめて"今"があって、日常は日々あっという間に流れゆくけど、良き思い出もたくさんあって、今日もそんな思い出たちに生かされている。   自分なりにいろんな経験を経た今も、結局自分が何を求めて何をしたいのかなんて分からないけど、雨の後の晴れ間にしか虹が現れないように、きっと人生だってそういうことなんだ。   問題なんていつだって山積みで、感情も常に謎めいて憂鬱だけど、今日も何とか元気にやってるし、波風立てず模索して生きれている今を幸せに思おう。 -Sydney, 2000
ビートルズでいうin my life的な歌詞でとても好きだ。例えば17歳の時、予備校で同じクラスにいた、授業前に少し話したりあいさつするだけの関係だったあの子。人生の線は一瞬混じり合って、その後は再び交わることなく離れていく。その子の今を知る由もないし、そんな話を誰に話すでもないけど、自分の頭の中から消えない記憶としてその子は残っていて、ふと思い出す度に言い表しがたい感情に飲み込まれる。そんな全ての自分の人生の脇役と”マイミク”にでもなって、今どうしているのか知れるものなら知りたい。と、そんな旨のことを10年程前にマキシマムザホルモン亮君がブログで書いていたことをこの歌詞から思い出した。

拳をあげる男達、ライブハウスにて


某日

友達の結婚式二次会。自分の知っていたその子は普段惚気たりする子でなかったので少し面食らったが、久しぶりに会った花嫁の子は旦那さんのことが本当に好きで結婚出来て幸せなんだろう、ということが会を通じてよく伝わった。一方、会が終わって男3人で話すも感想は揃って「結婚はまだかな」。人の式に参加するたびに感じるのは自分の結婚に対しての自覚とか責任、現実味等々が無さすぎるということ。例えばこどもがいない状況下で同棲することと結婚して一緒に暮らすことの違いもわからない。


そのまま某イタリアン店にて安い酒を煽り、女の子についての下らなくも尊い会話を繰り広げ、3人で帰宅、そのままゴットタンの飲みカワ選手権を見て悶絶しながら意識を失う。今自分達が欲しいのは結婚の安定感よりもこんな夜を過ごして20代を燃やしていくことだ。I don't want to grow upの精神。

I don't want to grow up







2017年5月22日月曜日

最近



某日

友達と自分と自分の彼女の3人でご飯を食べに行く。友達は初対面の彼女に対して色々と話をしていた。仕事でやっているプロジェクトの話、休みの日にフットサルをする話、最近読んだ本の話…自分についての諸々の話をフラットにフランクに楽しそうに話す彼を見て、良いヤツだなあと思う。自分が逆の立場の時ならもっと意地悪く振舞ってしまうに違いない。会話に於ける自分の話で相手を楽しませようというある種のサービス精神の欠如。あと、自分の友達と彼女の3人というのは立ち振る舞いが難しい。でもこれは共学の高校に通っていてクラスメイトと付き合っていて昼休みに友達も込みで一緒に昼ごはんを食べる、みたいな10代後半を過ごしていないことが要因だと思われる。男子校で6年過ごしたことはと未だに日常生活で支障をきたしている。ご飯を食べ終わって彼女と二人になった時、プロジェクトに抜擢されてデカい仕事を担当している話にもフットサルを通じて人脈が広がった話にも「シンギュラリティ」について書かれた本の話にも、横から見ていてきっとあまり興味を持ってなかった彼女が、一生懸命いろんなこと話してくれていい人やったね、と言っていてああ好きだなと思った。


某日

休みなので録画等の消化。ドラマ「あなたのことはそれほど」を見る。前クールで登場人物の感情の襞をゆっくり描写して話が進むカルテットを見た後に、激しい展開で話が進んでいくこのドラマを見るとめまぐるしく感じる。感情移入できる登場人物・話の内容も殆どないけど、ドロドロした話の続きが気になってついつい見てしまう。波留ちゃんかわいい。あと、ギャオのサイトで「デリバリーお姉さんNEO」を見る。いやらしい系ではありません。第三話が最高。前述のような失われた高校時代を取り戻そうとする話、悶絶and悶絶and悶絶。制作が劇団の人らしく、舞台風の演出が過多なのも良い。岩井堂聖子という方がとてもかわいいです。あと、「架空OL日記」を見る。夏帆も臼田あさ美も佐藤玲もみんなかわいい。前のバカリズムドラマ住住見ても思ったけど、ああいうニュートラルなテンションでの会話の尊さ。



某日

同期と飲む。同期の女の子は可愛いし酒も飲むし、一緒に飲むと楽しい。実際楽しかったけど、その女の子と以前紹介した同期が付き合っていてへこむ。本当に付き合ったんやと思った。その子は仕事上りのスーツ姿の彼を見たかったらしく、ベタにネクタイをクイっと外す彼の姿で喜んでいた。憎たらしいなオイ。その一連を見て前述の通り意地悪いイジりをしてしまうが、まあそれ含めて楽しかった。



某日

金曜日、夜行バスに乗る。飲み会等で浮かれる夜道をキャリー引っ張って歩く感覚はよい。旅情と相まるそこにいながらそこにいない、みたいな、少し自分だけが浮いているかんじ(?)。



某日

夜行バスを経て横浜着。早朝、みなとみらい周辺を散歩。南港やお台場のような臨海地特有よくある商業施設がありつつも、帆船/ランドマークタワー/インターコンチネンタルホテルを見ながら汽車道を歩けるのは、すごいいいなと思った。神戸にはない景色。夜に歩いた夜景もよかった。



その日は一日遊び、夜にこっちに住む友達と会いたかったが、仕事とのことで会えず。土曜日にも関わらず遅くまで仕事…闇が深いよ。他の友達もやけど、仲のいい友達には転職するなり転勤するなりして皆早く関西に帰ってきてほしいと思う。遊びたい!



某日


ヨコハマDAY2。赤レンガ倉庫でやってる野外フェスに、前日に続き行く。


とあるバンドの人がMCで言ってたけど、このフェスは他に比べて断然チャラい。パリピなる方々が大勢いらっしゃった。パリピは3歩歩けばパリピ仲間に邂逅「久しぶり」と言ってハイタッチ、こっちが恥ずかしくなるようなキメ顔で自撮りし、よくわからないソファのあるスペースでキャッキャしたり。楽しそうだな、そうなりたかった!と思う。彼らを冷ややかな目で見る人の何倍も楽しんでるやろうし、何でも本人が楽しいのがなによりのこと。恥を捨てきれないポタク体質は脱却すべし。


この曲が終わった時に後ろにいた人がええ曲や~と漏らしていたのが印象的だった。never young beachを快晴の野外で見れたのは一番だったかもしれない。メンバーは多分いい奴。ステージから滲み出てた。夜、友達と野毛(すばらしき飲み屋街!)で飲んでたら、昼間ステージで見てたセロのギターの人が飲んでいるのを目撃してミーハー心高鳴る。


相変わらずバケットハット被ってた。



某日

YOKOHAMA最終日。初日散歩したのが気持ちよくて、再度散歩。アイスの美味い気温。夏が待ち遠しい。沖縄とかハワイとか、どこでも南国に行きたい。でもお金ないしなーもうちょっとでボーナスだなーボーナス入ったら欲しかった水曜どうでしょうのDVDボックスセット買わないとだなーボックスセット買ったら誰かと冷房効いた部屋でアイス食べながら見れたりしたら最高だよなーとか考えながら横浜を去る。また行きたい。